伊勢神宮では毎日おまつりがある⁉️
伊勢の宿 日の出旅館の
女将ちゃんブログに ようおいでなして♫
伊勢の神宮では
年間で 約1500回ものおまつりが行われているんです。
『外宮さんはグルメ好き⁈』
の回にチラッとお話ししましたが
1500年もの間、365日欠かさず毎日行われているのが
「日毎朝夕大御饌祭」(ひごとあさゆうおおみけさい)
神様に朝食と夕食をお供えするおまつりです。
衣食住の神様をお祀りしている ここ外宮さんで
毎日前日からお籠りをして身を清めた神職さんが
早朝から忌火屋殿(いみびやでん)で神様の御飯を調理するんです。
ちなみに、神様のお食事のことを
「神饌」(しんせん)と言うんですが 「御饌」(みけ)とも言うんです。
このおまつりは、神様にお食事を差し上げておもてなしをするものなんです。
あっ、伊勢には『御饌丼』という食べ物もあるんですよ!
でもそのお話はまた別のブログで書くことにします♫
調理は
火鑽具(ひきりぐ)という特別な道具を使って
清浄な火、「忌火」(いみび)をおこすところから始まります。
調理に使われるお水も、外宮神域内にある
上御井神社(かみみいじんじゃ)の中にある井戸から
毎日汲んできてお供えされているんです。
調理した神饌は御饌殿(みけでん)という場所で
天照大御神をはじめ、豊受大神、各相殿の神様、別宮の神様にお供えして
皇室のご安泰、国民が幸福であるようにと毎日お祈りが捧げられています。
神宮は、お願い事をするところはなく
日頃の感謝をお伝えするところだと言われているのは
きっとこういうところにあるんやろなーっと、私は思っています。
そうそう!この御饌殿という建物は
外宮さんにしかないんですよ!
じゃぁ神様のお食事ってどんなものなんだろう?
って思いますよね?
外宮さんの敷地内にある
「せんぐう館」に神饌も展示されているので
ぜひぜひ行ってみてください!
時間が合えば
外宮さんにお参りに行くとき
朝夕のおまつりに向かう神職さんたちにお会いすることができるかもしれませんよ♫
伊勢のこと、いろいろ書いていくもんで
女将ちゃんブログに
またおいないな♫